入れ歯は違和感が少なく針金が見えない テレスコープシステムで治療 |小平市で義歯(入れ歯)治療に取り組む歯科

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青木歯科クリニック6つのこだわり

入れ歯は違和感が少なく針金が見えないテレスコープシステムで治療

80歳で20本の歯が保てるかは、部分入れ歯が鍵?

80歳で20本の歯を保とう。20本の歯があればたいていのものは食べることができるという ことで厚生労働省がはじめた運動です。80歳で20本の歯を保つことができるには部分入れ 歯が鍵になります。歯が抜けるのは老化現象ではありません。

歯が抜ける原因はむし歯、歯周病によるものがほとんどです。その他で歯を失う原因は歯にかかる力、無理にかかる力によって抜けてしまうことがあります。
たとえば、部分入れ歯の金具のバネは密着はしていますが接着はしていません。
入れ歯が動くと、密着している歯まで動かしてしまいます。特に歯は横揺れに非常に弱いため、部分入れ歯の金具(バネ)によって本人にわからないぐらいゆっくりと歯を抜いてしまう作用が加わります。
それと、部分入れ歯を左右でつなぐバーの設計によっても、歯をてこの力で抜いてしまうような 作用が加わります。

取り外しの部分入れ歯になった時に、歯を守るような入れ歯をはめているかによって、 80歳で20本の歯が保てるかどうかが決まってしまうといってもいいでしょう。
ただ抜けてしまった歯を埋めることではなく、全体をみて残っている歯をいかに長持ちさせるか ということを設計し、将来を想定できるような入れ歯でなくてはいけません。

テレスコープによる入れ歯の特徴

・年月の経過とともに変化する口の中の状況に応じ、いつでも修理することができるために、  長く使うことができます。(保険の入れ歯は、歯が抜けるたびに毎回作り直しが必要です。)
・残っている歯の喪失を入れ歯により予防できます。
 (連結固定することにより歯を動くのを止めることができるため)
・入れ歯であることが周囲に気づかれないほど自然です。
・快適な装着感です。

テレスコープシステムの違い

歯科医 青木

いろいろな種類のテレスコープがある中で、
青木歯科クリニックではリーゲルテレスコープ、 コーヌステレスコープ、レジリエンツテレスコープで ほとんどすべての症例に対応することができます。
現在、日本の保険で適応されている入れ歯はクラスプ というバネを使ったものです。クラスプと歯は密着して いますが、接着はしていません。

そのため入れ歯が動くと一緒に隣接する歯を動かしてしまい、ゆっくりと歯を抜いてしまう力が 加わってしまいます。
さらにバネで歯を支えているため、口の中で入れ歯は常に動いてしまいます。
私たち歯科医師が歯を抜歯する時、歯を横に揺らしてから歯を抜きますが、同じようなことを クラスプがしてしまうのです。

ドイツではすでに歯科大学の授業からもクラスプによる治療方法は外されていて、歯のために よくない、古い方法とされています。ではドイツではどのような入れ歯で治療されている のでしょうか。

テレスコープの入れ歯の歴史は1886年に始まり100年以上の歴史があります。
その間、ずっと改良、進化しづづけて現在に至っているため、非常に精密で歴史のある入れ歯です。
ドイツ人は硬い食べ物を好みます。実際にドイツのパンはとても硬いので相当丈夫な歯でないと 噛むことができません。日本人では「柔らかくておいしい」と表現するところをドイツ人は 「硬くておいしい」と表現するのです。そのような食生活に耐えられる入れ歯でなくてはいけません。
それぞれのテレスコープの違いについて説明したいと思います。

コーヌステレスコープ

コーヌスとは円錐形の意味で、歯に直接接着させる内冠と入れ歯の本体、外冠により構成 されています。内冠は円錐形で6度(コーヌス角)、維持力は内冠、外冠のくさび力によります。
(同じ形の紙コップを重ねると、ぴったりくっついて離れなくなります。その力を利用してい ます。)装着の最後で内冠と外冠がスッとはまると外れなくなります。

外し方は入れ歯に指がかかるくぼみを作っておいてそれを持ち上げると外れます。
この角度は歯の状態により調節することができます。

コーヌステレスコープは神経のない歯には適応ではありません。歯が残っている場所によっては 禁忌症もあります。

リーゲルテレスコープ

コーヌステレスコープが内冠、外冠の維持力をくさび力でしているのに比べて、リーゲルテレス コープは内冠、外冠に維持力をかけません。そのかわりに入れ歯に小さい鍵のような装着を付け、 この鍵の開閉によって入れ歯が簡単に着脱するような仕組みになっています。

神経のない弱い歯に対しても適応できる入れ歯です。コーヌステレスコープが内冠が1本1本 離れているのに対して、リーゲルテレスコープは内冠が連結固定してあります。

みえないところに鍵を付けるため、保険のクラスプのようにみかけが悪くならず、審美的に 優れています。

レジリエンツテレスコープ

3歯以内の歯が残っている場合に適応されます。レジリエンツの維持は粘膜です。
粘膜は入れ歯により沈み込むため、内冠にもその分隙間をあけて作ります。

コーヌステレスコープとリーゲルテレスコープの禁忌症の適応されます。形は総入れ歯の形を していますので、歯がダメになってもそのまま使えます。

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